ものすごい透明度! 冬の秩父が生み出す「氷柱」が神秘的

02/09 00:10
・自然が作り出す氷のカーテン

冬になると、関東でも多くの場所で氷柱を楽しむことができる。
インターネットで検索するとその数の多さに驚かされる。
ここ、関東の氷柱の中でも秩父三大氷柱のひとつ「三十槌の氷柱」は、唯一自然が生んだ天然の氷柱として有名だ。

氷柱についてほとんど知識のなかった私は、氷柱はすべて天然の物だと思っていた。
では、天然と人工、どこに違いがあるのだろうか?

天然の三十槌の氷柱のすぐ横には人工の氷柱がある。
2つの氷柱を実際目の前にして感じたことは、大きさの違いだ。
天然の氷柱は高さ8メートル、幅30メートルほどの大きさだが、人工の氷柱は高さも幅も天然の氷柱より大きく高さ25メートル、幅55メートルと壮大でこちらに迫ってくるような迫力があった。

大きさだけが氷柱の魅力ではない。
天然の氷柱は溶けたり凍ったりをゆっくり時間をかけて繰り返すことで、透明度の高いクリスタルのような氷柱になる。
日があたるとキラキラ光り、人の手では作ることのできない繊細で神秘的な氷柱になる。
今年の氷柱は暖冬や雨が少ない影響で例年より小さいが、その輝きは例年と変わらず、来る人々を楽しませている。

・夜になると水墨画のような世界

夜になると氷柱は昼とは違った表情を見せる。
あたりが暗くなり始めると、先ほどまでキラキラしていた氷柱は身を潜め水墨画のような「静の」世界が広がる。
水に絵の具を落としたかのようにふわりと広がるように色がつく。
ライトアップが始まると、氷柱はさまざまな色の光に照らされ、その輝きで集まる観客を魅了する。

・B級グルメで楽しむ三十槌の氷柱

氷柱ができるほどの寒い季節。
三十槌の氷柱の周辺では温まる食事も楽しめる。
秩父のB級グルメ「みそポテト」、値段は400円。
揚げた芋に田楽のような甘いみそだれがかかっていて、何とも癖になるおいしさだった。
ほかにも、みそこんにゃくや甘酒、軽食などどれも体の温まるものばかりが店に並んでいる。
美しい氷柱を見た帰りに食べるホクホク揚げたてのみそポテトは、また氷柱を見に来たいと思わせる味だ。

(フジテレビ取材撮影部: 撮影:三浦修 執筆:岡果林)

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