根本厚労相、マイナスとの試算認める 2018年の実質賃金の伸び率

02/05 20:56
5日の衆議院予算委員会で、根本厚生労働相は、勤労統計の不正問題に関連し、野党側が示していた2018年の実質賃金の伸び率がマイナスだったとの試算を事実上認めた。

一方、2018年度の第2次補正予算案は5日午後、衆議院を通過した。

立憲民主・西村議員
「野党が試算した共通事業所系列の実質賃金の下落ぶり、これを認めるか」

根本厚労相は委員会で、「機械的に消費者物価指数で割り戻すということで、そういうことで出されたことについては、その前提の限りにおいては、おっしゃられた通りだ」
と述べ、物価の変動を反映した実質賃金について、2018年1月から11月の伸び率の大半がマイナスだったとの野党側の試算について、初めて事実上認めた。

国民民主・山井議員
「アベノミクスの成果を結果的には、高く見せるという誤った情報を国民、世界にまき散らしてしまったのではないか」

安倍首相
「まるで大きな陰謀が動いているいるかのような質問をされるから、リアリティーがなくなっていく」

一方、国民民主党の玉木代表は、安倍首相に対し、雇用保険などの未払い分の給付が対象者全員に行われるのかただした。

国民民主・玉木代表
「あらゆる手を尽くして、最後の1人までお支払いする、そういった気持ちはあるのかないのか」

安倍首相
「すでに答弁させていただいていますが、われわれとしては、全力を尽くしていく」

安倍首相は、未払い分の給付について、住所が把握できない人についても、「問い合わせいただければ全力で対応していく」と答えた。

また野党側は、更迭された厚労省の統計担当の大西前政策統括官の参考人招致に政府与党が応じないことを批判したが、根本厚労相は、「隠すつもりは毛頭ない。新たな統括官が対応することが適当だ」と理解を求めた。

こうした中、2018年度の第2次補正予算案は5日午後、衆議院の本会議で、与党などの賛成多数で可決された。

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