『平成』決定“キーマン”直撃 次は日本の古典から?

02/01 20:15
新元号の発表まで、あと2カ月。
「平成」の次は、何になるのか。

「平成」に替わる新元号が発表される4月1日まで、ちょうど2カ月。

埼玉県の酒店「株式会社 和泉屋」では、ウェブサイト上で新しい元号を予想するキャンペーンを実施中。

見事当てると、抽選で平成元年物の高級日本酒などがプレゼントされるという。

新元号の漢字2文字だけでなく、1文字目と2文字目もそれぞれ募集中。
現在の予想ランキングでは、どちらも「安」がトップ。

株式会社 和泉屋・栗原周平社長
「安心して暮らしたいという願いが、次の元号の予想に込められているのでは」

こうした予想合戦が熱を帯びる中、もう1つ注目されているのが、その出典。

現在の「平成」を含めた247の元号すべてが、中国の古典から採用されている。

例えば、「明治」と「大正」は、儒教の経典「易経」から、「昭和」は「書経」からとられた。

そして「平成」は、「書経」の「地平らかに天なる」と、中国の歴史書「史記」の記述「内平らかに外成る」から取られ、“国の内外が治まる平和な状態への思い”が込められている。

この「平成」決定の舞台裏すべてを知るのが、当時の首相官邸幹部で、第1次安倍内閣では官房副長官も務めた的場順三氏。

「平成」は3つの案から、当時の竹下首相が決定。

的場氏は当初、日本の古典文学からの採用も模索していた。

的場氏は、「国文学もいいものがあれば使える。だから、国文学者が入っている」と語った。

しかし的場氏は、「なかなかいい案がなかった、正直な話。国文学は(候補に)入っていたけど、案にもできなかったというのは申し訳なかったし、悔しかった」と語った。

今回、元号を最終決定するのは、安倍首相。

日本の伝統文化に深い思い入れがあることなどから、“日本の書物から選ぶのでは?”という見方がある。

実際、安倍首相に近い衛藤首相補佐官も、「『日本はもう1回元気を出そう』という方向で選ばれるのではないか」と発言している。

そこで、古文が専門の元カリスマ予備校講師・土屋博映教授に予想してもらった。

跡見学園女子大学・土屋博映教授
「もしも日本の古典で文学ということであれば、古事記が一番いい」

「古事記」が作られたのは、およそ1300年前の奈良時代。
日本の神話と歴史をまとめた、現存する日本最古の書物。

その「古事記」の中から、元号になりそうな2文字を選んでもらった。

跡見学園女子大学・土屋教授
「『高光(こうこう)』。これは『枕ことば』で、次に来る言葉を導く言葉。日本の『日』にかかる」

実際の箇所を口語版で見てみると、「高く輝く 日の御子よ」とある。

跡見学園女子大学・土屋教授
「『輝く日本』という意味になる。『高光』はいいかなと。古事記から見ていこうということであれば、日本の独自性も出てくるのではないか」

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