不正統計、消費増税...参院代表質問始まる

01/31 21:45
国会では31日、安倍首相の施政方針演説など、政府4演説に対する代表質問が、参議院でも始まった。

厚生労働省の不正統計問題について、野党側は「極めて深刻な事態だ」として、政府を厳しく追及した。

国民民主・榛葉参院幹事長
「(不正統計問題は)日本の信頼そのものを揺るがす、極めて深刻な問題だ。今回の対応は、『消えた年金』の教訓が生かされていないばかりか、それ以下だ。最初から、真の『第三者委員会』で、徹底的な調査をすべきだったのではないか」

安倍首相
「信頼を損なう事態を招いたことについて、国民の皆さまに、おわび申し上げる。(厚労省の)特別監察委員会では、より独立性を強める形で、厳正に検証作業を進めていただいている」

国民民主党の榛葉参院幹事長は、厚労省の特別監察委員会の調査で、身内だけで行われたものがあったことを追及した。

これに対し、安倍首相は「ご批判は真摯(しんし)に受け止める」としたうえで、独立性を高める検証作業を行う方針を強調した。

また、榛葉氏が「アベノミクスの評価そのものに直結する大問題だ」として、「もし国民所得が増えていないなら、10月に本当に消費税を引き上げることができるのか」とただしたのに対し、安倍首相は「5年連続で、最高水準の賃上げが継続している」と述べ、予定通り引き上げを行う方針をあらためて示した。

また、午後に行われた衆議院の2日目の代表質問で、野田前首相は、10月の消費税率の引き上げにともない導入される、軽減税率とポイント還元が混乱を招くと、安倍首相を追及した。

会派「社会保障国民会議」野田前首相
「10月から、実質的に消費税率が3、5、6、8、10%と、複数税率が併存することになるが、総理は店頭で大混乱が起こると思わないか」

安倍首相
「混乱を回避するため、ポイント還元の対象となる店舗に、還元率を明記したポスター等を貼り、消費者の皆さんが一目でわかる工夫を講じる」

ポイント還元について、安倍首相は「消費を下支えするためだ。バラマキとの指摘は当たらない」と強調し、理解を求めた。

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