米朝首脳“再会談”近く発表へ ベトナム開催 最有力

01/18 17:55
近く発表される可能性がある、2回目の米朝首脳会談。
開催地の有力候補に、ベトナムのリゾート地が浮上している。

カメラの前を横切る、アジア系の男性。
北朝鮮、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の側近で、米朝交渉のキーマンの1人、金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長が、ユナイテッド航空機で、ワシントン郊外のダレス国際空港に到着した。

アメリカからは、北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表が空港に出迎え、雪が降る中、一行は、アメリカ側が用意した車でワシントンへ。

金英哲氏は現在、ワシントンのホテルに滞在しており、18日中にもポンペオ国務長官との会談に臨み、2度目の米朝首脳会談に向け、非核化などについて協議するとみられる。

この金英哲氏、2018年6月にもワシントンを訪れ、トランプ大統領に、金委員長からの親書を手渡した。

そのわずか11日後には、初めての米朝首脳会談が実施されている。

今回の訪米は、再会談につながるのか。

アメリカのワシントン・ポストは、トランプ大統領が金英哲氏と会談したあと、米朝再会談の日程を公式に発表する可能性があるとしたうえで、3月か4月に、ベトナムのダナンで開催される可能性が高いと報じた。

成田空港から直行便で、およそ6時間半。
ベトナム中部の街・ダナン。

広大な砂浜が外国人観光客に人気のビーチリゾート。

2018年にオープンした新名所のゴールデン・ブリッジ。
神の手をイメージした巨大な手のひらが橋を支える形でデザインされ、橋の上では、結婚記念の写真を撮るベトナム人カップルの姿も。

北朝鮮問題にくわしい、専門家・拓殖大学大学院の武貞秀士特任教授は、「ベトナム戦争に北朝鮮は深くコミットしていて、ベトナムと北の関係は非常に良いですね。第3者的な立場で、かつ北朝鮮から遠くないところ、というところであれば、ベトナムですね。(日時や場所は)ほぼ決まっているとみていいですね」と話した。

どちらも1党独裁体制で、古くから友好関係にあった北朝鮮とベトナム。

ベトナム戦争終結後、急速に進んだベトナムの経済発展を、金委員長が研究対象にしているとも伝えられる。

2017年、金委員長の兄・金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件が起き、ベトナム国籍の女が逮捕され、関係が冷え込んだが、2018年、李容浩(リ・ヨンホ)外相がベトナムの首都ハノイを訪れ、関係修復をアピールした。

初めての米朝首脳会談が行われたシンガポールには、専用機の通称「エアフォース・ウン」ではなく、中国政府からチャーターした中国国際航空機で訪れた金委員長。

ダナンは、シンガポールよりも北朝鮮からの飛行距離が短いため、金委員長が専用機でベトナムを訪問する可能性もある。

肝心の非核化交渉では、核兵器の申告や検証をめぐって、溝が埋まっていないアメリカと北朝鮮。

金英哲氏の今回のアメリカ訪問で、歩み寄りがみられるのか注目される。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング