日本初バンクシー作品か...都が調査 世界的覆面アーティスト

01/18 00:35
専門家は、本物の可能性が高いとみている。

17日午後、東京都の小池百合子知事がツイッターに投稿した写真。

そこには、ネズミが描かれた絵とともに、「あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました!」との書き込み。

東京・港区の都が所有する、防潮堤の一部で見つかったこの絵。

ネズミが傘をさし、カバンを持っているように見えるが、これが世界的に有名な、姿を見せない「覆面アーティスト」バンクシーが描いた可能性があるとして注目されている。

バンクシーといえば、世界各地の建物などにメッセージ性の高い風刺画を描く、まさに神出鬼没のアーティスト。

2018年10月には、オークションで自らの作品が、およそ1億5,000万円で落札された直後、額縁に忍ばせたシュレッダーで裁断し、世界をアッと言わせた。

ネズミをモチーフにしたものが多く、作品集には、向きは逆だが、今回東京で見つかった絵とほぼ同じものが掲載されている。

本人が描いたものなら、日本初。

バンクシーを直接取材したことがあるライターの鈴木沓子氏は、その可能性について、「作品を見た限りでは、ほぼほぼ本人の作品ではないかなと。ネズミのモチーフは、90年代後半からバンクシーが世界中で描いてきた作品です」と話した。

もし本人が描いたとしたら、この絵に込められたメッセージとは。

鈴木沓子氏は「ネズミの存在に自分を投影して、世界中に(絵を)描いていると思うんですけど。今まで、日のあたらない場所にいた、取るに足らないものだと思われていた存在(ネズミ)が、地上に出ることで、社会全体を変えていきたいという思いが込められているのではないかと思う」と話した。

東京都は16日、保全のため、絵が描かれた部分を取り外し、都が管理する倉庫へと運んだ。

小池都知事は「バンクシーの作品ではないかということで。確認のためにも、その(本物の)場合は、保全することも必要かなと」と述べた。

都は今後、バンクシーの作品か鑑定作業などを進めるとしている。

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