与党からも造反 メイ首相“歴史的大敗” EU離脱案が否決

01/16 12:14
イギリス議会下院は15日、EU(ヨーロッパ連合)からの離脱案を否決し、「合意なき離脱」への懸念が広がっている。

今回の採決は、イギリス政府にとって、歴史的な大敗となった。
メイ首相の求心力は、急激に弱まっている。

離脱案をめぐっては、野党のみならず、与党の強硬離脱派も「メイ首相は、EUに妥協している」と反発し、採決では、賛成202票、反対432票と、大差で否決された。

最大野党の労働党は早速、メイ首相への不信任案を提出し、16日に採決が行われる予定。

離脱派の男性は、「メイ首相は、きちんと交渉をしてこなかったのではないか」と話した。
残留派の女性は、「2回目の国民投票をする時だ。国民に適切な判断をさせるべき」と話した。

否決を受け、EUのユンケル委員長は「遺憾だ」としたうえで、「混乱をともなう離脱のリスクが高まった」、「時間はもうほとんどない」との声明を出し、トゥスク大統領もツイッターで、「誰が勇気を持って唯一の解決案を提示するのか」と懸念を示した。

3月29日に迫ったEU離脱の日程を前に、今後、取り決めのないまま、「合意なき離脱」に突入する可能性や、離脱の日程そのものの延長も取りざたされている。

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