トランプ大統領 早くも“バトル” CNN記者「出入り禁止」

11/08 18:08
たくさんの記者で、ほぼ満席となったホワイトハウスの会見場。
そこに、アメリカのトランプ大統領が現れ、中間選挙後、初となる記者会見を行った。

トランプ大統領は、「昨夜、共和党は上院の議席を拡大し、歴史を刻んだ」と述べた。

冒頭、上院で共和党が勢力を拡大したことをアピールし、勝利宣言したトランプ大統領。

しかし、下院では議席を大きく減らし、民主党に過半数を奪われた。

トランプ大統領は、議会が“ねじれ状態”となったことを受けて、「民主党と交渉する」と協力を呼びかけた。

ところが、そんな融和ムードが一変。
きっかけは、CNNテレビのジム・アコスタ記者が行った“移民キャラバン”についての質問だった。

CNN記者「移民キャラバンは侵略者なのか?」

トランプ大統領「侵略者だと考えている」

CNN記者「移民キャラバンは、とても遠くにいる」

トランプ大統領「あのな...」

CNN記者「それは侵略ではない」

トランプ大統領「わたしに国を任せろ、君はCNNを経営しろ。もし、うまく経営できるなら視聴率は上がる」

CNN記者「もう1問...」

トランプ大統領「もうたくさんだ!」

CNN記者「大統領、もし...」

トランプ大統領「次の人! もうたくさんだ!! もうたくさんだ!!」

ホワイトハウスの女性スタッフが、記者からマイクを取り上げようとしたが、アコスタ記者はこれを拒否。
さらに、質問を続けた。

CNN記者「ロシア疑惑について、訴追の懸念は?」

トランプ大統領「何も懸念していない。ロシア疑惑はでっちあげだ。もうたくさんだ! マイクを離せ!!」

CNN記者「大統領は、この捜査での訴追を心配しているのでは?」

この直後、記者はマイクを返したが、トランプ大統領は、「CNNは、君が働いていることを恥じるべきだ。ひどいヤツだ。CNNで働くべきではない」と、記者に罵声を浴びせた。

会見終了後、ホワイトハウスは、アコスタ記者のプレスパスを取り上げ、出入り禁止としたが、その理由は、マイクを回収しようとしたインターンに手を出して触ったというもの。

実は、アコスタ記者に対しては、2017年1月にも。

CNN記者「次期大統領! 次期大統領!!」

トランプ大統領「次の人! 君じゃない! 次の人!」

CNN記者「質問のチャンスをください!」

トランプ大統領「君の組織はひどい! CNNはフェイクニュースだ!」

質問を拒否し、CNNを“フェイクニュース”と決めつけた。

中間選挙から一夜が明けたニューヨークでは、ユニオン・スクエア駅の壁に貼られた1枚1枚の付箋には、強い思いが書かれている。

駅の壁に貼られた付箋のメッセージの中には「変化が来ている」、「未来を取り戻せ」など、下院での民主党の勝利を歓迎したとみられるものも。

この付箋を貼った男性は、「わたしが書きました。『民主主義が試され、常識が勝った』と」と話した。

一方、トランプ大統領が「侵略者」と呼ぶ、ホンジュラスから北上している“移民キャラバン”の人たちは、今回の選挙結果について、「トランプ大統領が権力を失いつつあることは歓迎するよ。トランプ大統領が、アメリカから追い出されたら最高」と、歓迎する声の一方では、「負けようが勝とうが、わたしたちはアメリカ到着に向けて戦います」という声も。

しかし、ここに来て、アメリカ行きを諦め、目的地を変更する人も出てきているという。

メキシコシティでは、アメリカへの移民申請に関する情報提供が行われているが、同時にメキシコで働けるように、ビザの申請なども同時に行われている。

自身に批判的なCNNの記者をののしるなど、今後も強気の政権運営を続ける構えのトランプ大統領。
さらに会見直後には、確執が伝えられていたセッションズ司法長官を解任したと、ツイッターで明らかにした。

野党・民主党は、早速、「権力の乱用だ」と強く反発している。

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