トランプ氏“異例”の全国行脚 米・中間選挙まで1日

11/05 17:30
日本時間6日夜から投票が始まる、アメリカの中間選挙。
強行スケジュールの中、演説を繰り返すトランプ大統領の姿から見えてきたのは、中間選挙後を見据えたある姿だった。

4日、米・ジョージア州メーコン。
トランプ大統領の登場に、支持者たちが大きく沸いた。

選挙戦終盤で演説会場をはしごするため、今回は、飛行場での演説となった。

大統領専用機から降りたその足で、演説会場に向かったアメリカ・トランプ大統領。

トランプ大統領は、「強い国境と安全な地域社会を求めるなら、共和党に投票しなさい」と、有権者を挑発するような強気なコメントで投票を呼びかけ、この週末は、異例の「演説行脚」を展開した。

連日の演説疲れのためか、声が、かなりかすれてしまっていた。

11月2日からの3日間、東部ウェストバージニア州からスタートして、南部テネシー州まで全米6つの州、およそ9,000kmを大移動しながら、共和党への支持を訴えた。

北東部インディアナ州。
民主・共和両党の接戦が続く激戦区。

演説予定時刻まで1時間あるにもかかわらず、会場周辺には、長蛇の列ができていた。

場外のお土産販売店には、「ドナルド・トランプ2020」と書かれ、早くも2年後の大統領選を意識したものも。

2日、米・インディアナ州インディアナポリスで、トランプ大統領は「オバマ時代に逆戻りなどしたくない。低賃金、高失業率、上昇する犯罪率、野放しの国境」、「アメリカを再び偉大な国にしよう! ありがとうインディアナ州!」と、ここでもオバマ時代を全否定する強気の発言を繰り広げた。

トランプ支持者は、「(なぜトランプを支持している?)有言実行だし、自分の考えを恐れず発言するし、邪魔者に対してやり返すからよ!」と語った。

一方、演説会場の外では。

トランプ政権反対側
「トランプ大統領辞めてしまえ!!」

およそ200人が、トランプ大統領の政策に反対する抗議デモを行っていたが、トランプ大統領の支持者たちが、それに反撃。

トランプ支持側
「トランプ万歳!」
「壁を造れ!」

分刻みのスケジュールで支持を訴え、全国を飛び回るトランプ大統領。

そこには、選挙結果への危機感が。

最新の選挙情勢分析では、上院では共和党が過半数を維持する見通し。

一方、下院では、共和党が追い上げているものの、接戦の37選挙区では、依然、民主党が優勢とみられ、上下両院がねじれる可能性がある。

こうした中、トランプ大統領の支持層に、ある「異常な現象」が起きていた。

保守の色合いが濃く、共和党の重要な支持基盤の1つ、南部ジョージア州。

そこに出現したのが、謎の文字「Q」を掲げた人々。

いったい何者なのか?

フジテレビ・風間晋解説委員
「去年から、ネットに盛んに陰謀論というのを掲載している匿名の集団“Q”というものがありまして、それを信奉する人たちのこと」

「反エリート、あるいは反既成政治という、トランプ大統領の主張と通じるところがあるということで、支持者の方も、熱狂的な支持者が重なっている部分があるわけです」

“Q”が投稿する陰謀論。

それは、「トランプ大統領は悪の組織を一掃するため立ち上がった」という、荒唐無稽の内容だが...。

2018年8月、米・フロリダ州で、“Q”フォロワーは「“Q”の計画は世界を救う」、「これは陰謀じゃない。真実だ」などと話していた。

トランプ大統領は選挙最終日の5日も、オハイオ、インディアナ、ミズーリの中西部3州を一気に回り、最後の追い込みをかけることになる。

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