米・中間選挙...トランプ氏“成果”強調 日本時間6日夜から投票

11/05 12:22
いよいよ日本時間6日夜から投票が行われるアメリカの中間選挙。
選挙前の最後の週末、トランプ大統領は、4つの州を訪問して演説をする強行スケジュールで、与党・共和党への支持を呼びかけた。

トランプ大統領が、大統領専用機で到着した。
選挙戦終盤で演説会場をはしごするため、今回は飛行場での演説となる。

専用機での華々しい登場に、支持者たちが大きく沸いていた。

トランプ大統領は4日、ジョージア州とテネシー州で相次いで演説をし、アメリカを目指している移民集団の対策で、国境警備を強化したことなどを自らの功績として強調した。

トランプ大統領は、「移民や犯罪を増やしたいなら、民主党に投票しなさい。強い国境と安全な地域社会を求めるなら、共和党に投票しなさい」と述べた。

一方、野党・民主党は、オバマ前大統領が4日、接戦になっているインディアナ州で演説し、トランプ大統領がメキシコとの国境にアメリカ軍部隊の派遣を進めていることを「政治的な宣伝行為だ」と批判した。

投票日を目前にして、選挙戦の熱は最高潮に達している。


今回の中間選挙の焦点は、与党・共和党が、上院下院ともに現在の過半数を維持できるか。

現状を見ていく。

上院の共和党の議席は51議席、民主党は49議席。

今回の選挙で、全体の3分の1の35議席が争われる。

一方、下院。
任期2年で435議席全てを改選するため、その時の政治情勢が表れやすいとされる。

最新の選挙情勢分析では、上院では共和党が過半数を維持、焦点の下院をめぐっては、共和党が追い上げているものの、接戦の37選挙区では、全体として、まだ民主党が優勢とみられている。

つまり、上下両院がねじれる可能性がある。

フジテレビ・風間晋解説委員とともに、上下両院がねじれた場合、トランプ大統領を待ち受ける試練について、フォーカスしていく。

トランプ大統領を待ち受ける試練を挙げた。

(まず1つ目。大統領に対しての弾劾。これはどう見る?)
民主党が下院で過半数を制すれば、トランプ大統領の弾劾を発議することができるようになります。

ただし、上院で3分の2の賛成を得ることは、ほとんど不可能なので、結果的には、大統領の弾劾は、そういう事態には至らないと思われます。

(では、ロシア疑惑などへのスキャンダルへの追及は激化する?)
野党・民主党は、これまで共和党によって封印されてきた下院の調査権限というのを存分に使って、大統領の疑惑の徹底的な追及を始めると思います。

それは、ロシア疑惑だけではなくて、大統領の脱税に関する疑惑、あるいは大統領の家族のビジネスが倫理規定に違反していないかというようなところまで問われることになると思います。

大統領は、かなり追い詰められることになるでしょう。

(3つ目。政策についてはどうか?)
民主党が下院を支配しますと、大統領が望むような法案、あるいは予算案というのは、ほぼ成立が見込めなくなってしまいます。

大統領は、2年後の大統領選挙で再選されることを最優先してやっていきますから、そうすると、大統領限りで行える大統領令に頼る政治手法、それから外交や貿易交渉で支持層に、これまで以上にアピールを狙ってくることになると思います。

(ということは、日本への影響は少なからずある?)
1月半ばにもスタートするといわれている日米TAG交渉、貿易交渉ですけれども、そこで強硬な要求を突きつけてくる可能性、これは、かなりありそうですよね。

そして、米中貿易戦争の長期化のとばっちりを受ける事態、これも覚悟しなければいけないと思います。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング