【独自】工場責任者が不適切と認める発言 KYB免震ダンパーに隙間

11/05 12:03
免震装置の検査データ改ざんが発覚した「KYB」が問題ないとした隙間のあるオイルダンパーについて、従業員から指摘された工場責任者が、「良いとはいえない」と、不適切であることを認めていたことがわかった。

2018年になって、従業員の男性が工場責任者に問題を指摘した際の音声。

従業員
「免震ダンパー、ピストンがかじって、(隙間がある状態で)そのまま行っている(出荷している)とか知ってるのか」

責任者
「ピストンをかじるとか、そういう細かいことは知らない。それがいいですとは、なかなか言いづらい」

工場責任者は、問題を把握していなかったものの、「良いとはいえない」と答えた。

KYBは、少なくとも3〜4年前から免震オイルダンパーを組み立てる際、何らかの不具合で部品のネジの締め込みが途中で止まり、1mmから3mm程度の隙間が生じた製品を出荷していたことをFNNの取材に対し、認めている。

KYB子会社元従業員は、「悪いことやっているみたいな認識はあったと思う。そこをさらに上司に上げて、改善することはなかった」と話した。

KYBは、隙間ができた製品は、性能検査で問題なかったとしているが、現在は、「より慎重な判断をとることとした」として出荷をやめ、製品は廃棄している。

専門家は、経年劣化による安全性への問題を指摘していて、国交省は、KYBに第3者委員会に報告するよう指示している。

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