神出鬼没 ふるさと納税“裏サイト” こっそり高額返礼品

11/02 19:47
応援したい自治体に寄付をすると、地元の特産物などの返礼品が贈られ、税の控除が受けられる、人気の「ふるさと納税」。

そこに突如、表に出さず、こっそり高額返礼品を贈る、いわば「闇ふるさと納税」が出現し、物議を醸している。

石田総務相は「はっきり申し上げて、驚いているというのが事実のところ。制度の趣旨をゆがめているのではないか」と述べた。

ふるさと納税をめぐっては、より多くの寄付を集めるため、返礼品の高額化が過熱。

総務省は、返礼品について、寄付額の3割以下、地場産の商品に限定するよう、自治体に見直しを求めてきた。

静岡・小山町では、まるで忍者のように、神出鬼没な返礼品を提供していた。

小山町は、9月末から返礼率を4割に設定したクオカードなどを、特定のふるさと納税サイトに掲載。

金曜日夜に掲載され、月曜日未明に消えるという週末限定だったため、金券類の返礼品自粛を求めている、総務省の目を逃れるためでは、などと憶測を呼んでいた。

小山町企画総務部の勝又徳之課長は「全くですね、総務相さんから隠れるというわけではなく、本当に週末の1番寄付が集中する中で、限定して、数量も限って、週末に掲載させていただいて」と話した。

「財源確保につながるので行っていたが、いったんは10月末で終了した」としている。

一方、寄付の希望者が、10月30日に佐賀・みやき町から受けたメールの内容。

10万円の寄付に対して、4万円分のギフト券を謝礼品とする旨が書かれている。

ギフト券は、すでにサイトから削除されていて、みやき町は取材に応じなかった。

一部の自治体で明らかになった、闇ふるさと納税。

総務省の要求に応じて、返礼品の見直しを行った東京・目黒区の青木英二区長は、「16億くらい、目黒区に入る税収が流出しているということで、今回、闇サイト的なことが横行していることを思うと、わたしも泣き泣き、金沢市の友好都市の物産をリストから外したことに、本当に憤慨をしています」と述べた。

総務省は、問題が指摘された自治体を制度の対象から外すことを含め、検討するとしている。

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