自己責任論に「批判は当然」 安田さん 今後は“白紙”

11/02 17:35
シリアで武装勢力に拘束されたジャーナリストの安田純平さんが記者会見を開き、およそ3年4カ月に及ぶ拘束生活の実態について語った。

2日午前11時前、会見場に入った安田純平さん。

安田さん
「今回、わたしの解放に向けて、ご尽力いただいた皆さん、ご心配いただいた皆さん、おわびしますとともに深く感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」

2015年6月、シリアに入り、武装勢力に拘束された安田さん。

シリア入りを仲介したのは、この年、シリアで殺害された日本人ジャーナリスト・後藤健二さんのガイドをしていたシリア人男性だったことを明らかにした。

しかし、トルコからシリアに入った直後に拘束されてしまったという。

安田さん
「道案内人が様子を見に行っている間に、わたしが別の方向に入ってしまった。完全にわたしの凡ミスというか、自分でも考えられないようなミス」

拘束されている3年4カ月、安田さんは10カ所以上を転々とし、狭い場所に閉じ込められ、徹底した監視を受けていた。

安田さん
「40カ月間、身動きのできない状態、トイレも行けない、これ以上やるのは無理なので、帰すか殺してくれと」

過酷な生活が続く中、10月22日、武装勢力から「今から帰すからと連絡が来て、荷物をまとめて車に乗った」という安田さん。

安田さんの解放をめぐっては、カタールがおよそ3億3,000万円の身代金を支払ったという報道もある。

日本国内で、安田さんの行動について、「自己責任」という言葉とともに批判が出ていることに、安田さんは「皆様に批判いただき、検証いただくのは当然のこと」、「紛争地のような場所に行く以上、当然、自己責任だと考えている」と話した。

予定の1時間を1時間半以上オーバーして続けられた記者会見。

最後に公開されたのは、安田さんが会見前に記帳した、「あきらめたら試合終了」という言葉だった。

この意味について、安田さんは、「とにかく、いつかは帰れるんだとずっと考えていたので、この言葉を書かせていただいた」と話した。

安田さんは、今後も紛争地に行くかどうかは「白紙」だと話している。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング