安倍vs野田“6年前の約束”で舌戦 増税前に身を切った?

10/30 18:37
日本の英字新聞「ジャパンタイムズ」を片手に持つ、小泉進次郎議員。
30日の代表質問を、どう見たのだろうか。

安倍首相と因縁の対決となったのは、野田佳彦前首相。

質問で取り上げたのは、6年前の“あの約束”だった。

無所属の会・野田前首相は、「6年前の党首討論で、あなたとわたしは、消費税を引き上げる前に国会が身を切る覚悟を示すため、議員定数を削減する約束をしたはず」と述べた。

野田首相(当時)
「16日に解散します。やりましょう、だから!」

自民・安倍総裁(当時)
「定数の削減と選挙制度の改正を行っていく。約束しますよ!」

2012年11月、民主党政権当時の野田首相と、野党・自民党の安倍総裁は、消費税増税の前に、国会議員の定数を削減する約束を交わしていた。

30日の質問に先立ち、安倍首相は、2019年10月に消費税率を10%に引き上げると表明。

無所属の会・野田前首相
「私は約束をした一方の当事者ですが、誠意を持って約束を果たそうとする姿勢を、総理に感じることはできません。言語道断だと思います」

安倍首相
「2017年には、衆院の定数10削減が実現したところです。民主党政権時代に与党を形成した皆さんは、1議席でも削減したのか。党首討論の約束を誠実に守っていないという指摘は、全く当たらない」

“議員定数の削減は実現させた”と主張した、安倍首相。

確かに、自民党が政権奪還した翌年に5議席、消費税が8%に増税されたあとも、12席削減されたが、どれも違憲とされていた“1票の格差”是正を受けた措置で、“身を切る改革”とまではいえないものだった。

さらに、2018年の夏には、改正公職選挙法が成立。

参院議員の定数が6議席増え、削減に逆行する形となった。

“国会改革”を目指す進次郎氏が賛成票を投じると、ブーイングが飛ぶ場面も。

30日、国会終了後、野田前首相は「(安倍首相に身を切る改革は期待できる?)きょうの答弁を見るかぎり、期待できない。わたしは、きょうの答弁は落第だと思う」と述べた。

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