「同じ思いしてほしくない」母の思い 風疹感染で娘に障害

10/30 12:24
風疹の感染拡大が止まらない。
2018年に入ってからの感染者数が1,486人にのぼり、すでに2017年の15倍以上になっている。
妊婦が感染すると胎児に障害が出たり、その影響で死に至るケースもある。

岐阜市に住む可児佳代さん(64)は、「知っていたらワクチン接種するんだったと、その時すごく後悔した」と話した。

長女を妊娠した初期に風疹に感染した。
ワクチンは、接種していなかった。

長女・妙子さんは、目や耳に障害があり、心臓にも疾患が見つかり、先天性風疹症候群と診断された。

可児佳代さんは、「どうしても、自分のせいでこうなってしまったという思いの方が強い」と話した。

妙子さんは、高校3年生、18歳という若さで心疾患で亡くなった。

これ以上、妊婦たちに自分と同じような思いをしてほしくない、そんな思いをきっかけに可児さんは、同じ境遇の母親たちと「風疹をなくそうの会」を立ち上げ、講演会に出向くなど、積極的に活動している。

可児佳代さんは、「妊婦と妊婦の周りの人だけでは、未来の命を守り切れない。職場接種が一番。企業の中で一番働いている人は30代から50代。企業さんに動いてもらうことが一番」と話した。

現在の流行で、感染している人のおよそ8割が、30代から50代の働き盛りの男性。

可児さんは、男性も含めた予防対策の必要性と企業の積極的な働きかけが大切だと訴えている。

自治体の中には、例えば、東京都が予防接種の費用補助の対象を希望する女性だけでなく、その夫などに広げるなど、対策を進めるところも出てきている。

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