「ブラジルのトランプ氏」大統領に “拳銃ポーズ”で過激発言

10/29 19:27
高らかに勝利宣言したのは、ブラジルの大統領選挙に初当選したジャイル・ボルソナロ氏(63)。

ボルソナロ氏は、「あなたたちは証人だ。わたしは憲法、民主主義、自由を守っていく」と述べた。

演説では、両手の指を「拳銃」に見立てたポーズで、支持者にアピール。

このボルソナロ氏。
議会で、女性議員を侮辱する発言をするなど、過激な言動を繰り返してきた。

そのため、ついた異名は、“ブラジルのトランプ”。

「過激な言動が、アメリカのトランプ大統領に似ている」として、“ブラジルのトランプ”と呼ばれている。

そんなボルソナロ氏が今回、大統領選に出馬。

汚職撲滅や治安回復を訴え、元大統領の後継者で、左派のフェルナンド・アダジ氏に10ポイント以上の差をつけて勝利した。

ボルソナロ氏の自宅前には、多くの支持者が集まり、花火を上げて勝利を祝った。

ボルソナロ氏は、軍人として陸軍大尉まで昇進したあとに、政界に進出。

1991年からは、日本の国会議員にあたる連邦議会議員として、27年間活動しているベテラン議員。

支持者への演説では、お決まりの「拳銃のポーズ」。

2018年7月、ボルソナロ氏は、「銃というものは、わたしたちの生命を保護する以上に、わたしたちの自由を守ってくれるのです」と述べていた。

悪化する治安回復のために、市民に銃を持たせて、犯罪を防止しようと主張。

さらに、10月21日、ボルソナロ氏は、「この野郎ども(左派議員)が、もしブラジルにいたいのであれば、わたしたちの法律の下に従わなければならないでしょう」と述べた。

主張の違う左派系の議員に対して、挑発的な発言をするだけでなく、移民や黒人、LGBTに対しても差別的な発言を繰り返してきた。

“ブラジルのトランプ”と呼ばれるゆえんは、ほかにも。

ボルソナロ氏のツイート(22日)
「労働党は、汚職とうそを生み出すマシンだ!」

トランプ大統領と同様、SNSを駆使して、自らの主張を発信。

若い世代を中心に、汚職があとを絶たない現状に不満を持つ層からの支持を得た。

ボルソナロ氏の支持者
「俺はボルソナロ個人に投票したのではない。変革に票を投じたのだ!」
「汚職をなくすために! 告訴をされていない人が必要」

トランプ大統領の就任後、フランスでは反EU(欧州連合)や、移民反対などを唱える右派政党のル・ペン氏が支持を集めるなど、極右系の指導者の台頭が相次いでいる。

「ブラジルファースト」を掲げ、通商政策でもトランプ流を目指すボルソナロ氏。
その手腕が注目される。

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