無事解放...切った“ミサンガ” 安田純平さん 今夜帰国

10/25 18:49
3年4カ月にわたる拘束から解放されたジャーナリスト・安田純平さんの妻・深結(みゅう)さん。

日本時間の25日朝、本人とおよそ3年ぶりに電話でやり取りし、「お疲れさま」などと言葉を交わしたという。

深結さんは「日本にいるわたしたちが大変だったんじゃないかということを、心配してました」と話した。

待ちに待った、夫との会話。

その肉声を耳にした深結さんは、「やっと本人の感覚というのが伝わってきたので、ちょっと声を聞けて、ホッとしたところはあります」と話した。

FNNは、経由地のイスタンブールに向かう機内で、安田さんに話を聞くことができた。

安田純平さんは、「(日本に帰る気持ちは?)ずっと日本に帰りたかったので、うれしいです」、「(独房とかは真っ暗でしたか?)いや、電気がずっとついていました」、「(時々呼び出されて動画がアップされていましたが?)3年間で何回したかわからないですけど、何カ月に1回かですよね」などと話した。

2015年6月にシリアへと入り、行方不明となった安田さん。

翌年3月、初めて公開された映像では、黒いセーター姿にマフラーを巻き、英語で「妻・両親・きょうだいを愛しています。いつもあなたたちのことを思っています」とコメント。

そして、2018年7月には、オレンジ色の布をまとい、銃口を向けられながら、「とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」と訴えた。

かすれた声でのSOS。
これ以降、動画の投稿は途絶えた。

安田純平さんは、「釈放されるというのは、何回も聞いていたんですけど、いろいろ言いがかりをつけてはキャンセルになったりとか。本当に解放されるのかなっていう気持ちの方が強かったです」と話した。

「いつか日本に帰る」。
そう信じ続けた妻に届いた、無事解放の知らせ。

3年4カ月待ち続けた妻・深結さんが、「これですね。さっきまで、3年半巻いていたものです」と、封筒から取り出したのは、1本の切れたミサンガ。

安田さんの無事が確認される前の24日午後2時半の時点では、まだ右手に巻かれていた。

その後、「もうこれで(無事が)確定と決まった時ですね。その時に自分の中の『彼を待ち続けた』というものに、ピリオドを打った。ここから、また新しいスタートが始まるという気持ちだなと思ったので、これをカットしました」と話した深結さん。

夫の無事を祈り続けた日々も、きょうで終わり。
まもなく待望の再会となる。

深結さんは「とにかく早く会いたいです」と話した。

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