第30回高松宮殿下記念世界文化賞 マエストロの世界観を次世代へ

10/18 12:59
芸術・文化の分野での優れた功績をたたえる「高松宮殿下記念世界文化賞」は2018年、30回目を数えます。

音楽部門の受賞が決まった世界的なマエストロ、リッカルド・ムーティさん(77)の横顔をご紹介します。

リッカルド・ムーティさんは、イタリア南部ナポリで生まれ、バイオリンとピアノを学び、ミラノで作曲と指揮を勉強した。
1967年には、国際的な指揮者コンクールで優勝し、脚光を浴びた。

その後、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者や、アメリカのフィラデルフィア管弦楽団、ミラノのスカラ座の音楽監督を歴任した。

ムーティさんは、「(指揮者は)テンポを刻む一方で、(オーケストラを)文化的な知識をもとに導く。人々を説得するには、知識、カリスマ性、信頼、魅力が身についていないといけない」と話した。

イタリアの歌劇王・ヴェルディの作品を理解し、その世界観を最大限に表現する手腕が高く評価されている。

ムーティさんは、「若い世代の人たちに伝えたい、芸術の道を進むなら、自分の課題に真剣に取り組むことが、より良い結果を生むと」と話した。

近年では、若手音楽家の育成にも精力的に取り組んでいて、2019年の春、東京で「イタリア・オペラ・アカデミー」を開催し、若手音楽家を直接指導する予定。

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