各地の建物に懸念広がる KYB免震データ改ざん

10/17 11:44
建物の免震装置を製造するKYBが、性能検査データを改ざんしていた問題。観光名所や自治体の建物など、影響は全国に及んでいて、不安の声が上がっている。

データの改ざんがあったのは、「オイルダンパー」と呼ばれる免震・制振装置で、KYBによると、データの改ざんは、少なくとも8人の担当者が行っていて、担当者が変わっても、改ざん方法が口頭で後任に伝えられていた。

免震・制振装置が性能通り稼働しないと、建物が想定よりも強く揺れたり、揺れが収まるまでの時間が、より長くかかるおそれがあるという。

問題の装置は、疑いも含めて、全国986件の建物で使われていて、各地で影響が広がっている。

「オイルダンパー」と呼ばれる、建物の揺れを抑える免震・制振装置。

オイルダンパーは、建物の地下に設置され、地震の揺れを建物に伝えにくくする効果がある免震用のものと、建物内部の柱の間などに設置して、建物自体の揺れを抑える制振用のものがある。

このオイルダンパーの性能検査では、揺れを抑える能力が国土交通省の基準に達しない場合、本来は分解しての再調整が必要だが、その調整には手間がかかるため、KYBの検査担当者らは、数値を改ざんし、納品していた。

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