「1億円」連発で財源ピンチ!? マラソン大迫が凱旋

10/10 20:28
マラソンの大迫選手に贈られた1億円。
実は、この新記録ボーナスは、2018年になって2回目。

財源は大丈夫なのか、懐事情を直撃しました。

10日午後4時ごろ、成田空港に姿を見せたのは、マラソンの大迫傑選手(27)。

7日に行われたアメリカのシカゴマラソンで、大迫選手は2時間5分50秒、3位でゴールし、日本記録を更新。
10日の凱旋(がいせん)となった。

大迫選手は「最後の1マイル(1.6km)はどうしても気になって、時計を見る回数が多くなったというのは正直なところ」と話した。

今回出場したシカゴマラソンは、ロンドンやベルリンなどと並んで、“6大マラソン”といわれる、世界的にも注目度が高い大会の1つ。

そんな大舞台で、3位に入った大迫選手。
ゴール後には、ロンドンとリオ、2度のオリンピックで金メダルを獲得し、この大会でも優勝したファラー選手に握手でたたえられた。

そして、レース終了後に贈られたのが...。

日本実業団陸上競技連合・西川晃一郎会長は「日本記録達成のごほうび、1億円です」と話した。

10日、この報奨金について、大迫選手は「1億円というのもモチベーションになっていた」と、記録更新につながった要因の1つと明かした。

一方で、関係者からは、「まさしく、うれしい悲鳴というところ」という声も。

報奨金を贈る日本実業団陸上競技連合にとっては、喜んでばかりもいられない問題が。

Project EXCEED事務局・新城薫部長は「ちょっと、資金的なものがどこまで続くのかというところがございますので」と話した。

なんと、報奨金のための財源が少なくなっているという。

そもそもこの報奨金は、低迷する日本のマラソン界を盛り上げる目的で、2015年にスタートした。

財源は、陸上競技連合が拠出した1億5,000万円と、およそ30社の企業から集められた2億円以上の協賛金、あわせておよそ3億5,000万円。

そして、スタートから4年目の2018年、2月の東京マラソンで、設楽悠太選手が16年ぶりに日本記録を更新。
この時は設楽選手に加え、所属先の実業団と、あわせて1億5,000万円が贈られた。

今回、大迫選手が日本記録を更新したことで、これまでの報奨金の合計額は、2億5,000万円に達した。

財源から、さらに運営費なども差し引くと、報奨金を獲得できるチャンスは、残り1回だという。

東京オリンピックが行われる2020年3月までが期限となっている、この報奨金事業。
しかし、マラソン関係者からは、継続を望む声も出ているため、日本実業団陸上競技連合は、新たな形での継続を検討しているという。

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