築地の風景「ターレ」が大移動 豊洲への引っ越し本格化

10/07 18:32
6日の営業をもって、83年間の歴史に幕を下ろした築地市場。

その風景の一部分だったあの乗り物が7日朝、一斉に引っ越しを始めた。

午前5時すぎ。
列をなして、築地大橋を渡る集団。

築地市場を出発し、およそ2km先の豊洲市場へと入っていった。

彼らが乗っているのは、小型運搬車「ターレ」。

築地市場の歴史とともに、長きにわたって場内を走ってきた。

ハンドルにあたる円筒形の動力部を「ターレット」といい、そこからターレと呼ばれるように。

かつて、築地市場では、荷物の運搬には手押し車が主流だったが、ターレが導入されたことで、重い物を効率的に運ぶことができるようになった。

小回りを利かせて、狭い市場の中を縦横無尽に走るその姿は、いつしか、築地の日常の風景となり、多くの人々に愛された。

6日、築地市場最後の日にも、市場を走り回っていたターレ。

そして7日、慣れ親しんだ築地を出て豊洲へ。

新しい市場の中に、続々とターレが到着。

これからは、この景色が新しい日常となる。

しかし、感傷に浸る間はない。

仲卸業者は「準備をきょう、あすくらいで終わらせないと、もう間に合わなくなる。(開場)当日は、すごく大混乱になると思う」と話した。

11日の豊洲市場開場に向けて、準備に大忙し。

10日までに、およそ2,100台のターレが豊洲市場へと移動する。

築地の伝統の一翼を担ったターレ。
新天地の豊洲市場でも、日本の食を支えるべく、走り回る。

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