キャンセル相次ぎ“観光打撃”100億円も 北海道地震から1週間

09/14 00:23
41人が亡くなった北海道地震から1週間。
被災地では、今も停電や断水が続き、観光への影響も深刻。

41人が亡くなった大地震の発生から、13日で1週間。

今もなお、およそ1,500人が避難所生活を強いられているほか、およそ5,000戸で断水が続くなど、不自由な生活を余儀なくされている。

街の人は、「悲しい。今でも。涙が止まらないけど、だからといって、ぶらぶらもしてられないしね。生きていかなきゃならないんだから」と話した。

36人が亡くなった厚真町。
震度7の揺れが、多くのものを奪い去った。

その厚真町にある厚真ダム。

地震によって水路に土砂などがたまり、周囲の住民などから懸念の声が上がっていたが、北海道開発局は、「ダム本体の安全性は確認しており、水位も毎日の放流によって低下している。また、自衛隊により流木が取り除かれ、水を流すことができるため、ダムが決壊する状態ではないと考えている」としている。

発生から1週間がたち、各地で進む復旧・復興へ向けた動き。

しかし、北海道最大の繁華街、すすきのでは。

普段は、歩行者用の信号が赤信号になるたびに、信号待ちの人だかりができるが、人の少なさが感じられた。

客足が戻らないすすきの。
観光客の数も少なく、地震発生からの1週間で、道内の宿泊施設のキャンセルは50万人にのぼり、被害額は100億円に達しているとの見方もある。

街の人は、「寂しいよ、やっぱり。ぱっと明るくなってさ、人通りも元気よくなった方がいいじゃない」、「まだ余震とかもあるんで、そういう(電気が)消えてるのとか見ると、ちょっと不安になります」などと話した。

普段は、外国人観光客などでにぎわっているジンギスカンのお店。

しかし、店の関係者は、「(今の客足は?)以前と比べて、3分の1程度になってしまいました。(震災後、外国の客は?)全然来なくなってしまいました」と話す。

いまだ影を落とす大地震の余波。

安倍首相は13日、今回の地震について、自治体の復旧事業に対して国の補助率を引き上げる「激甚災害」に指定する考えを明らかにした。

本格的な復興へ向け、官民を挙げたより一層の支援が求められている。

(FNN取材団) (FNN取材団)

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