続く復旧...“今必要なもの” 「震度7」から1週間

09/13 21:53
震度7の大地震から1週間。
被災した北海道では、今でも断水などが続き、不便な生活を強いられている地域がある。
今、何が一番必要なのか? 現地を取材した。

41人が死亡した北海道胆振東部地震。
大地震から、13日で1週間を迎えた。

震度7を記録した厚真町では、正午のサイレンとともに、町民らが黙とう。

平和な日常を一変させた大地震から1週間。
住民それぞれの思いを追った。

9月6日午前3時7分。

液状化により、泥の川と化した道路。

物資を求めて店頭にできた長い行列。

むき出しになったマンホール。

復旧工事は、今も続いている。

また、北海道最大の繁華街、すすきのの明かりも消えたまま。

一方、新しい命の誕生もあった。

地震直後の9月9日に生まれた小川 凛々花ちゃん。

体重は3,258グラム。
小川和樹さん・祥恵さん夫婦にとって、初めての赤ちゃん。

出産から4日後の13日、凛々花ちゃんは、両親とともに無事退院した。

祥恵さんに当時を振り返ってもらった。
凛々花ちゃんの母・祥恵さんは、「(当時?)本当にパニックというか。痛さと地震の怖さと一緒だったので、生まれてくるのかも不安だった」と話した。

そんな小川さん夫婦が今、思うこと。
それは、支えてくれた人々への感謝だった。

小川和樹さんは、「支えがなければ今はないので、本当にありがとうって伝えたい気持ちと、もともとの日々をいち早く取り戻したいなと」と話す。

震度6強に見舞われた、むかわ町に住む女の子は、「もとの生活に戻りたい。(今思うこと?)地震も来ないで、水もきれいになったりしたい。パジャマで寝たり、自分の部屋で寝たりしたい」と話してくれた。

また、厚真町で地震で家を失った女性は、「早く仮設住宅を作ってください。お願いします」と語った。

道内では、今もおよそ1,500人が避難生活を強いられる一方で、少しずつ取り戻されつつある日常。

被災した1人ひとりが震災を乗り越えるため、懸命に1週間を過ごしてきた。

子どものいる女性は、「(今思うこと?)見えないので、傷が。心の傷って...」、「(お子さんは何歳?)7歳と3歳。ごめんなさい...」と涙で言葉をつまらせた。

安平町では、地震の影響で休校していた4つの小学校が、13日から再開した。

子どもたちは、「(久々に友達に会ってどう?)ふつう。元気にしてるなあって安心した。(みんなに会えて?)うん」と話していた。

政府が、激甚災害に指定する見込みと表明した今回の地震。
1日も早い復旧に向けた住民らの苦闘が続く。

(FNN取材団) (FNN取材団)

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング