“プーチン発言”で波紋広がる 真意はどこに?

09/13 17:50
ロシアのプーチン大統領が安倍首相に投げかけた、「条件をつけずに、来年までに平和条約を締結しましょう」という言葉。
この「条件をつけずに」の部分をめぐって、波紋が広がっている。

プーチン大統領は、「平和条約を結びましょう」、「年末までに」、「前提条件なしで」と述べた。

12日、ロシアで開かれた国際会議の場で、日本とロシアの平和条約を、無条件で年内に締結しようと、突然提案したプーチン大統領。

きっかけとなったのは、安倍首相の「残念ながら、今まで領土問題が解決せず、平和条約を締結できなかった。今までのアプローチを変えるべきだと」という発言。

プーチン大統領は「安倍首相は、アプローチを変えようと提案した」、「やりましょう。たった今、思いついた。平和条約を結びましょう。今すぐではなく、年末までに。あらゆる前提条件なしで」と述べた。

冗談で言ったのではないと強調したプーチン氏。
発言の狙いは、どこにあるのか。

日本政府の基本方針は、北方4島の帰属の解決。
つまり、領有権を確定させることを前提条件として、平和条約を締結するもの。

しかし、今回のプーチン氏の発言は、まず平和条約を結び、領土交渉は、そのあとに行うという意味にもとれる。
その場合、北方領土問題が棚上げになる懸念もあり、日本政府は、プーチン氏のむちゃぶり提案には応じない方針。

一方で、この提案を前向きにとらえる関係者は、プーチン氏が、平和条約締結後に、歯舞・色丹の2島を引き渡すとした、1956年の日ソ共同宣言に言及していることに注目。

2島の引き渡しは無条件の前提であり、そのうえで、まず平和条約を結ぼうという、前向きな提案だと評価している。

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