“突然の平和条約提案”に静観構え ロシア副首相は回答求める発言

09/13 11:58
ロシアを訪問している安倍首相は、日本企業の関係者と懇談し、引き続き、日ロの共同経済活動に努める考えを強調した。

プーチン大統領が提案した「前提条件なしの平和条約締結」には触れず、静観する構えを見せている。

安倍首相は、「この問題を解決するうえにおいては、両国国民の理解が進む環境が整備されていくことが大切であり、お互いに、猜疑心(さいぎしん)の殻を打ち破って、1歩前に進んでいく決意をしたところ」と述べたうえで、共同経済活動の成果を通じて、平和条約の締結につなげたいという考えを強調した。

12日にプーチン大統領が提案した、「前提条件なしの平和条約締結」には触れず、従来の政府の方針を維持する意向を表明したもの。

プーチン氏の発言について、政府内では「真意は測りかねるが、軟化ではない」などと、懐疑的な見方が広がっている。

これに対し、ロシアのトルトネフ副首相は13日午前、ウラジオストクで会見し、「日本の決定を待っている」と述べ、日本側に、プーチン大統領の提案に対し、回答するよう促した。

また、トルトネフ副首相は「日本は、極東での投資額が、中国に比べあまりに少ない」と不満を示し、北方領土での開発について、「第3国の参加もあり得る」と述べ、日本政府をけん制した。

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