プーチン大統領「年内に平和条約を」突如呼びかけで波紋

09/12 23:57
ロシアのプーチン大統領が、突如、日本と前提条件なしの平和条約締結を呼びかけ、波紋が広がっている。

政府関係者は、領土問題が解決したのちに平和条約を締結するという方針に変わりはないと語っていて、当面は静観する構え。

プーチン大統領は「ここで思いついたんですが、条件をつけずに、年末までに平和条約を締結しましょう」と述べた。

プーチン氏の発言が飛び出したのは、安倍首相も同席する国際会議の席上で、安倍首相はこの発言に反応しなかった。

政府内からは、プーチン氏の発言を、「領土問題解決の先送りだ」と指摘する声も上がっている。

(政府は今後、プーチン氏に発言の真意を確かめることはあるか?)
政府関係者からは、「真意はどうですか」と、こちらから聞くような話じゃないという声が出ている。
また、別の政府関係者は「真意はともかく、平和条約を締結したいという姿勢は歓迎すべきだ」と語っている。

いずれにせよ、政府は、発言にむやみに反応せず、10月上旬に予定する北方領土への現地調査団の派遣など、首脳会談で合意した内容の着実な実行を目指す考え。

プーチン大統領からの突然の提案。
その狙いについて、ロシア政治にくわしい筑波大学の中村逸郎教授に聞いてみた。

まず、あの場で発言したことについて、日ロの友好に努力するロシアの姿を、各国首脳へ広くアピールするために発言したという。

また「前提条件なし」というのは、平和条約と、そして北方領土は切り離すという意味なので、北方領土を返還する意思はないというように分析している。

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