何わかる? がんの「3年生存率」

09/12 12:25
日本人の死因第1位の「がん」に関する気になるデータ、「3年生存率」が発表されました。
そこから何がわかるのか、フォーカスします。

国立がん研究センターは、これまで、がんと診断された人が5年後に生存している割合を示す「5年生存率」を公表していたが、5年生存率だと、がんの治療効果がわかるまで時間がかかるという理由から、今回、新たに3年生存率を公表した。

この生存率は、がん治療の効果を判定する重要な指標の1つで、治療でどのくらいの命を救えるのかの目安とされている。

それぞれのがんの3年生存率のデータ。

男性特有の前立腺がんや、女性に多い乳がんは、早い段階での発見であれば、比較的高い生存率であることがわかる。

また、すい臓がんは15.1%と、ほかのがんに比べて、生存率が低く出ていることがわかる。

一方で、肝臓がんについては、3年生存率に比べて、5年生存率が14ポイントも低くなっていて、治療が難しいということが推測できる。

また今回、病院ごとのデータも公表されていて、例えば肺がんで見ると、同じ首都圏のA病院とB病院を比べてみても、病院ごとに、全体の生存率やステージごとの生存率に差があることがわかる。

そうしたデータが、国立がん研究センターのウェブサイトで、病院の実名とともに公表された。

病院ごとに、どんな症例の患者を何人受け入れているかの実績が検索できる。

もちろん、病院ごとに患者の総数や年齢、病気の進行も異なるため、一概に比較はできないが、国立がん研究センターは、「患者側が主治医と相談して、治療施設や病院を選ぶ際の参考の1つになるのではないか」と話している。

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