2度目の米朝首脳会談を要請 北朝鮮の対アメリカ戦略

09/11 18:59
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が親書で、アメリカのトランプ大統領との2度目の会談を要請。

ホワイトハウスの報道官は10日、金委員長が、トランプ大統領宛ての親書の中で、2度目の米朝首脳会談の開催を要請したことを明らかにした。

これまでトランプ大統領は、2度目の会談に強い意欲を示していて、報道官は、アメリカ政府として開催に向けた調整を始めていると述べた。

また、ボルトン大統領補佐官は、2度目の首脳会談は、2018年中に行われる可能性があると述べる一方、金委員長がニューヨークで9月に行われる国連総会に出席しないことを韓国側から伝えられたと明かした。


(北朝鮮の金委員長からの親書。この狙いはどこにあるのか?)
金委員長のトランプ大統領に対する、第2回米朝首脳会談への誘いの裏には、北朝鮮のアメリカ政治を見越した戦略がある。

金委員長関係筋によると、北朝鮮は、アメリカの対北朝鮮政策の構造を、前向きに進めたいトランプ大統領とそれに反対する強硬派、その間で揺れ動いているポンペオ国務長官とみている。

そこで北朝鮮は、トランプ大統領のリーダーシップをてこに、対北朝鮮の圧力の緩和、ひいては終戦宣言を狙っている。

そのために、まず9月18日に行われる予定の南北首脳会談がポイントになる。

金委員長は、文大統領とそこで平和路線をうたいあげて、次に9月25日の国連総会に合わせて行う米韓首脳会談。
ここで、文大統領がトランプ大統領に、「金委員長はこういうことを言っていた」というメッセージを伝達してもらい、その後、10月にも米朝首脳会談に進むというのが北朝鮮の描く青写真。

そして、そうした平和攻勢も追い風となって、トランプ大統領は、この11月にある中間選挙に勝利して、強硬派を抑え込んで、朝鮮半島の終戦宣言にまで年内にこぎつける。
これが北朝鮮が狙っている作戦。

経済制裁緩和も議論になるが、それは終戦宣言をすれば、当然ついてくるものとみているし、北朝鮮の対外戦略がどういう結果をもたらすのか。
まずは、18日の南北首脳会談がポイントになる。

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