晴れているのに川氾濫で避難指示 市民生活にも影響

07/11 00:06
炎天下、懸命の救助作業が続く被災地。
雨が降っていないのに、川が氾濫した。

10日午前、広島・府中町で撮影された映像。
晴天だったにもかかわらず、突然、川の水かさが増し、濁流とともに、大量の流木が橋へと押し寄せた。

川のすぐ近くでは、付近の人が慌てて逃げる姿も。

絶え間なく押し寄せる濁流。
この直後、川は氾濫した。

10日午前、府中町を流れる榎川が氾濫。
流れてきた大量の流木によって、川がせき止められたため、瞬く間に濁流が町中に流れ出した。

榎川は一変し、周辺住民には、今も避難指示が出されている。

地元住民は「いったん、高台の方にみんなで避難した。この辺で止まったみたい。(今回の氾濫でここまできた?)そうです」と話した。

これまでに、死者162人、安否不明者は57人にのぼっている今回の豪雨被害。
被災地では、10日も懸命の救助作業が続く中、一方で懸念されているのが、交通機関や物流の寸断による市民生活への影響。

10日午後9時現在、いくつかの区間で高速道路が通行止めに。
鉄道も各地で運休が続いているほか、日本郵便は広島や岡山など、44の郵便局で窓口の業務を停止。
また、ヤマト運輸も、14の市や郡で荷物の受け取りを停止している。

こうした中、政府は、2018年度予算の予備費からおよそ20億円を充て、被災地からの要請を待たずに国が支援物資を送る、プッシュ型の支援を行うことを決定。
安倍首相も11日、岡山に入り、被災地を視察する。

安倍首相は「大切なことは、現場主義を徹底すること。被災地のニーズを先取りし、事務方のトップとしてスピーディーに判断し、対策を実行に移していっていただきたい」と述べた。

あの豪雨から5日目。
さらなる支援が求められている。

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