戸籍は「男性」でも女子大に “お茶大”が受け入れへ

07/10 18:49
2,000人以上の女子大学生が通い、「女子大の最高峰」とうたわれる、国立お茶の水女子大学。
10日、学長の口から注目すべき決定が発表された。

お茶の水女子大学・室伏 きみ子学長は、「お茶の水女子大学では、自身の性自認に基づき、女子大学で学ぶことを希望する人、戸籍上男性であっても、性自認が女性であるトランスジェンダー学生を受け入れることを決定しました」と述べた。

日本で初めてとなる女性の高等教育機関、東京女子師範学校を起源とし、142年の歴史を持つ名門大学が発表したのは、2020年度からのトランスジェンダーの受け入れ。
女子大学としては全国初のこと。

決定の背景として、大学側は、過去にトランスジェンダーの学生から入学についての問い合わせがあったことや、アメリカの女子大の間で受け入れの動きが広がっていることを挙げている。

この決定に学生たちは...。
2年生は「みんな差別なく入れるから、全然いいと思う」、「いいことだと思います。普通に心が女性でも全然。見た目がどうであれ、いいんじゃないですか」などと話していた。

学生から上がった声の多くは、賛成の意見。
しかし、実際の受け入れには、トランスジェンダーの学生が使用するトイレ、更衣室などの設備や、学生が申請した際の性自認の確認の方法をどう定めるかなどが課題となってくる。

この問題について、大学側は今後、委員会を設置して検討していく方針。

では、共学化という選択はなかったのか。

室伏 きみ子学長は、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)から解放されて、自由に自分の資質・能力を生かせるのは、現状では女子大学だと思っていますので、共学化の予定は全くございません」と述べた。

トランスジェンダーの学生の受け入れをめぐっては、奈良女子大学や津田塾大学など、ほかの女子大学も検討中で、今後、広がっていくとみられる。

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