命を守る「マイ・タイムライン」 酒井千佳気象予報士に聞く

07/10 17:55
今回の豪雨では、河川の氾濫の被害も甚大なものがありました。

今回、被害が大きかった地域の大雨特別警報が出された時間帯。
これに各地の川が氾濫した時間を入れると、愛媛や高知では、特別警報が出される前に、すでに河川の氾濫が起きていたということになります。

酒井千佳気象予報士に聞きました。

(つまり特別警報が出たのが遅い。この言い方でもよい?)
大雨特別警報というのは、被害が起こってもおかしくないような、そんな状況になっているよということなので、出されるまでに避難するということが大事になってくるんです。

実際に、特別警報以外に、いろいろな情報が出されていて、もちろん注意報・警報というものは聞いたことがある方も多いかと思いますが、市町村からも避難準備・避難勧告・避難指示というような情報が発表されています。

これは、行動の目安としては、避難指示が出るタイミングで避難を完了していなければいけない。
特別警報が出る前に、避難を完了していなければいけないと。

(あらためて、特別警報が出てからでは、避難には少し遅いときもあるということ?)
ただ、目安でして、各ご家庭や地域などによっても変わってくるんですよね。
ということで、「マイ・タイムライン」を作っていただきたいと思います。

これは、各個人の避難計画というようなものなんですが、こういった注意報や避難の情報が出たタイミングで、何をすればいいのか考えていこうということなんです。

まず、避難を完了させる前に、いろんなことをやらなければいけません。
各ご家庭で違うかと思うんですが、これをご家庭で話し合って考えてみてください。

例えば、想定として、赤ちゃんがいる家庭を考えてみます。

こういった場合は、おむつやミルク、常備薬の買い出しなども必要になってきます。
こういった行動を、いつとればいいのかですが、まず早めの避難を。
赤ちゃんがいるご家庭ですから、避難指示よりも前、避難勧告の段階で避難をしようと想定します。

そして、それまでにいろんな行動がありますが、まず情報収集です。
注意報が出た時点で、テレビやインターネットで情報を収集する。
さらに買い出しも、まだ雨が強まる前の方がいいかもしれません。

そして、避難準備、警報に切り替わった段階ですね。
この段階で、避難所をもう一度確認しておく。

避難経路も確認しておくことが大切です。

そして、避難勧告に切り替わったときには、すぐに避難できるような荷造りをしておく。
このような段階が必要ということになってきますね。

(住んでいる地域でも違うし、近くに川が流れているような自宅だと、やっぱりまた違ってくる?)
川の近くにお住まいの方は、川の情報というものもあるんです。

避難準備などの情報のほかに、川の情報があります。
河川の氾濫注意情報や、氾濫警戒情報・氾濫危険情報・氾濫発生情報というような、このようなものが出ているので、インターネットなどで確認するようにしていただきたいと思います。

(各自治体に問い合わせても、教えてもらえる?)
そうですね。確認して、各自で確認されるようにしてください。

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