米朝会談で“拉致”協議を確約 安倍首相“日朝”にも意欲

06/08 18:40
4日後の米朝首脳会談で、拉致問題を議題に。
アメリカのトランプ大統領から確約を取った安倍首相は、さらに、北朝鮮との直接会談にも意欲を示した。

日本の記者の声かけに、満面の笑みを浮かべたトランプ大統領。

史上初の米朝首脳会談を4日後に控える中、日本時間の8日午前1時すぎ、アメリカのホワイトハウスで日米首脳会談が開かれた。

そこで、安倍首相は、「米朝首脳会談が成功し、核・ミサイル問題、拉致問題が前進するよう、大統領と、そしてアメリカと緊密に連携していきたいと思う」と述べた。

あらためて、拉致問題を取り上げるよう要請した。

およそ2時間にわたった会談後、トランプ大統領は「北朝鮮とも、それ(拉致問題)について、間違いなく話し合っていく。間違いなくだ」と述べた。

米朝首脳会談で、拉致問題を協議すると明言した。

安倍首相は、「約束をしていただいて、本当にうれしく思っている」と述べた。

13歳だった横田 めぐみさんが新潟で拉致されてから41年。
母親の横田 早紀江さん(82)は、「本当にそうだといいなと思います。いつも期待したり、落胆したりしていると、体が持たないんです」と話した。

安倍首相は「拉致問題を、早期に解決するため、わたしはもちろん、北朝鮮と直接向き合い話し合いたい」、「最終的にはやはり、わたしと金正恩(キム・ジョンウン)委員長、日朝の間で解決しなければいけないと決意している」と述べた。

拉致問題解決のため、北朝鮮との首脳会談開催に意欲を示す一方で、経済制裁については、北朝鮮が非核化に向けて行動するまで維持する考えで、完全に一致したと強調した。

しかし、これまで日米の合言葉ともなっていた、北朝鮮への最大限の圧力について、8日の会見では、トランプ大統領は「この言葉はもう使わない。なぜなら友好的な交渉を行うためだ」と述べた。

そして、安倍首相も、会見では「圧力」という言葉を一度も使わず、アメリカに歩調を合わせた。

さらに、経済支援をめぐっては、安倍首相は「国交を正常化し、経済協力を行う用意がある」と述べ、トランプ大統領は「取引が合意できれば、われわれは北朝鮮を支援する(と合意した)。日本は、支援してくれる」と述べた。

そろって支援について言及したものの、拉致問題の解決を前提とする安倍首相と、トランプ大統領の認識が完全に一致とはいかない様子も。

一方、日米首脳会談が行われた8日、北朝鮮と関係が深い2つの大国も動いていた。

ロシアのプーチン大統領が中国を訪問。
臨んだのは、習近平国家主席との首脳会談。

北朝鮮の後ろ盾となっている両国が、米朝首脳会談をにらみ、意見交換しているとみられる。

世界が注目する、史上初の米朝首脳会談。
非核化と並んで、見返りの経済支援にも注目が集まっている。

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