遺体を乗せて車で海へ?「空白の7時間」 新潟女児殺害

05/17 19:31
新潟県で小学2年生の女の子が殺害された事件。
女の子の遺体が発見されるまでの、空白の7時間の足取りが明らかになってきた。

次第に埋まりつつある、事件当日の空白の7時間。
小林 遼(はるか)容疑者(23)は、大桃珠生ちゃん(7)の遺体を車に乗せたまま、海へと向かっていたのか。

小林容疑者の自宅から西に2kmほど離れた海岸線沿いにある店では、警察が、目撃情報や防犯カメラなどについて聞き込んでいた。

捜査が行われていたのは、現場からおよそ2km離れた小針浜付近。

警察は、小林容疑者が珠生ちゃんを連れ去ったあと、すぐに殺害。
遺体を遺棄する場所を探し、車で新潟市内を走り回った末、線路上に遺棄したとみている。

珠生ちゃんの遺体が見つかる直前の午後10時すぎには、珠生ちゃんが遺棄された場所からほど近いあたりで、不審な黒い車の情報が確認されている。

事件現場の近所に住む人は、「事件の何分か前ですけどね、黒い軽が。(事件の何分くらい前?)10分もたっていないと思うんですけど。(本当に直前?)そう、直前。ここはでも、本当に(車が)通らないですよね。(直後に)すぐ出たら、(電車が)そこに止まって」と話した。

見知らぬ車がめったに通らないという細い道を走る、黒い軽自動車。
目撃されたのは、珠生ちゃんの自宅前の通学路から線路を隔てた、反対側の住宅街。

そしてその直後、珠生ちゃんの遺体が線路上で見つかり、周囲は緊迫。
当時、警察が100人態勢で珠生ちゃんを捜していたが、この地域での捜索は手薄だったとの声が。

線路の反対側に住む人は「(警察が)来たのは翌日です。うちには来なかった」、「全然警察来なかった。このへん、マークしてないわけよ」などと話した。

さらにこの周辺は、地元の人の間では、線路への飛び込み自殺が多い場所として知られていたとの証言もある。

線路の反対側に住む人は「突き当たりね、“魔の線路”なの。自殺する人もあればさ」、「青山の踏切寄りですね。(あのあたりは柵なくなる?)そうそう、あのへんからね」などと話した。

現場付近で暮らし、土地勘のある小林容疑者。
柵がなくなる場所を知ったうえで、線路に侵入した可能性もある。

一方、通学路を狙った今回の犯行をめぐっては、登下校を見守るボランティアスタッフの高齢化が浮き彫りになっている。

事件当時、学校近くの交差点などには、見守りのボランティアが配置されていたが、行方がわからなくなった踏切の周囲では...。

元PTA会長は、「踏切のあのあたりにも、1〜2年前には立っておられた方がいたが、その方もご高齢で、今どうされているのかなと」と話した。

この地域では、今回の事件を受け、緊急の対策がとられた。

自治会の掲示板には、緊急で、監視ボランティアの募集がされていた。
日付を見てみると、5月9日とあり、これは事件発生の2日後で、まだ小林容疑者が逮捕されていない時。

高齢化や担い手不足は依然、深刻。

見守りボランティアは、「どうしても高齢者が多い。踏切は、(普段)固定した人が立っていることはない」と話し、自治会長・佐々木 孝允さんは、「ほとんど高齢だよ。僕は80歳だけど、若い人のボランティアはなかなかできないでしょ。勤めている人なら会社休んでまで、なかなかできない」と話した。 (新潟総合テレビ)

みんなの意見を見る

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング