「三男だけ」虐待か...なぜ? 1歳男児死亡で両親逮捕

05/17 18:41
食事を与えられず、1歳児が衰弱した事件。
逮捕された25歳の夫婦には、3人の子どもがいるが、1歳の三男だけが虐待されたとみられている。

哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃん。
2017年10月、埼玉・桶川市のマンションで、十分な栄養を与えられず衰弱死した、当時1歳1カ月の三男・山辺 晴(はると)ちゃん。

保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された父親の山辺 拳士郎容疑者(25)と、母親の仁美容疑者(25)が17日、送検された。

警察の調べに、「泣いたらミルクなどをあげていたが、泣かなかったらあげていなかった」と供述している山辺夫婦。

晴ちゃんの体重は、発見時、1歳児の平均の半分にも満たない3.8kgほどしかなかった。

一方、現在4歳の長男と3歳の次男に健康上の問題がないことから、三男の晴ちゃんだけが、十分な食事を与えられなかったとみられている。

その家族関係は、どのようなものだったのか。

近所の住民は、「(家族で遊ぶというタイプでは?)ないです。(赤ちゃんを見ることは?)ないですね。(ほかの子は)まるまるしていた」と話した。

近所の人によると、自宅近くで長男と次男を見かけることはあったものの、晴ちゃんの姿を見ることはほとんどなかったという。

事件発生1カ月前の2017年9月には、子どもたちが定期健診を受けていなかったことを理由に、桶川市の担当者が自宅を訪問。

しかし、仁美容疑者は「昼寝をしている」と話して、晴ちゃんには会わせなかったこともわかった。

母親である仁美容疑者は、なぜ晴ちゃんを放置して、衰弱死させてしまったのか。

FNNの取材に、仁美容疑者の父親は、「娘は、夫の拳士郎容疑者が、(女性の)親族と親密な関係になったことで、精神的に強いショックを受けていた。しかし、子どもが3人いるので、自分の勝手で出て行くことはできないと悩んでいた。娘は、晴くんが亡くなったあともずっと後悔していて、毎日線香を上げ、遺骨を持ち歩くなどしていた」と語った。

1歳1カ月で命を落とすことになった晴ちゃん。
警察は、さらにくわしい経緯の調べを進めている。

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