自民ハト派よ どこへ行く...

04/14 18:57
14日の「プライムフォーカス」。自民党ハト派の重鎮で、1月に死去した野中広務元官房長官のお別れの会が、京都市内で開かれた。野中氏のお別れの会に参列した政治家たちの思いと、秋に予定される自民党総裁選など、今後の政界について、政治部・高田圭太デスクが読み解く。

参列者の口から次々と聞こえてきたのは、野中氏のような人が今の政界にいないことへの寂しさだった。

野中氏といえば、平和や弱者への思いやりといったハト派的一面と、過激な言葉を駆使し、変節もいとわず突き進む剛腕に象徴される。

自由党の小沢代表は、「政治家らしい政治家だよ。最後の戦争に参加した生き残り。本当の意味での平和というか」と述べた。

古賀 誠自民党元幹事長は、「日本の政界最大のリベラル派。本当に大事な政治家だったね」と述べた。

ただ、今、野中氏のような自民党ハト派の政治家は、岐路に立っている。

かつての自民党は、憲法改正や安全保障強化に前向きなタカ派的勢力と、安保よりも経済重視のハト派的な勢力のバランスで、政権を運営してきた。

しかし近年、小泉政権、今の安倍政権などタカ派カラーの政権が続く中で、自民党は今後、安倍政権的な保守政治を続けていくのか、野中氏的なハト派が復権するのかが注目される。

また、安倍流のトップダウン政治に対し、野中氏のような調整型の政治を志向する勢力が結集できるか。

そのために、野中氏に代わって剛腕を振るう政治家がいるのかも含め、秋の自民党総裁選で問われることになるとみられる。

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