熊本城 地震から2年 天守閣に1体のしゃちほこ

04/13 12:45
熊本地震から、14日で2年。復興のシンボルともいえる熊本城は、地震で落下した「しゃちほこ」が復元され、その1体が天守閣に戻されるなど、少しずつだが、元の姿を取り戻しつつある。その復旧作業を追った。

2年前の4月14日と16日、2度にわたって熊本県を震度7の地震が襲った。

400年以上の歴史を持つ熊本城も。

熊本県民の誇りである熊本城。
まず、2019年秋までに、城のシンボルともいえる、大天守の外観を修復する予定だが、全体の復旧は20年にもわたる長期計画。

FNNは、現在も立ち入り禁止となっている城の中の取材を許された。

復旧作業は、損傷状態を調べ、使える部材は再び使うため、丁寧な解体から始まる。

「奇跡の一本石垣」と呼ばれた、「飯田丸五階やぐら」も、1月から解体作業が始まっている。

熊本城総合事務所・城戸秀一さんは「部材とかを、こういった形で置いて、使うもの、使えないものをこれから調査して、できるだけ再利用する予定で調査を進めてもらっています」と話した。

一本石垣に支えられていた平屋部分も、撤去作業がほとんど終わり、夏までには残りの建物も順次、解体、撤去される予定。

そして、城のシンボルともいえる天守閣に、復旧への大きな前進が。

大天守の瓦ぶきを行う際に、しっくいを雨から守るために覆っていた仮設の屋根が先日、撤去され、しゃちほこが1体取りつけられた。

まだ東側だけだが、被災前の美しい姿を取り戻しつつある熊本城の未来を映している。

城戸さんは「飯田丸の方が、夏くらいには、やぐらの解体が終わる予定ですし、天守閣については、6階部分の足場も、夏か夏前くらいには、解体が進んできて、皆さまにも目に見える形で、今年度はまた作業が進んでるのを感じていただけるかなと思います」と話した。

現在までに、総額16億円の寄付が集まっている熊本城の復旧事業。
大きな苦難を乗り越えて、着々と息を吹き返している。

もう1体のしゃちほこは、4月28日に天守閣の屋根に取りつけられる予定。
2体そろって、復旧までの道のりを見守ってほしい。 (テレビ熊本)

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