「首相案件」コメントせず 野党、攻勢強める

04/11 21:26
安倍首相は、11日の衆議院予算委員会で、「加計学園」の獣医学部新設について、自らの関与をあらためて否定した。
また、誘致先の愛媛県の職員が「首相案件」と記した文書を残していたことについては、コメントを避けた。

自民党・柴山昌彦筆頭副幹事長「安倍総理、この『首相案件』と記載されたことについて、総理のご認識をうかがいたい」

安倍首相「愛媛県が作成した文書について、コメントは差し控えたい」、「プロセスにおいても問題がない、また私から指示を受けた方もいない」

学部の設置をめぐっては10日、愛媛県知事が、県の職員が2015年4月に当時の柳瀬首相秘書官と面会し、その後、「首相案件」と記した文書を残していたことを明らかにした。
柳瀬氏は、面会の事実や自らが「首相案件」などと発言したことを否定している。

これについて、野党側は安倍首相の見解をただした。

立憲民主党・枝野代表「柳瀬さん(元首相秘書官)がうそをついているのか、愛媛県の担当者が、聞いてもいないことを勝手に書いたのか。2つに1つじゃないですか」

安倍首相「愛媛県が作成した文書の評価について、国としてコメントすることはできない。他方、私は部下を信頼して仕事をしている。総理秘書官在任中もそうだったが、柳瀬秘書官の発言を、私は信頼している」

これに先立ち、自民・公明両党の幹事長らは11日朝、柳瀬氏の国会招致を検討する方針を確認した。

自民党・森山国対委員長は「審議を通じて、必要があれば与野党協議をして実現するのが筋だろうと思うので、その通りやらせていただきたい」と述べた。

一方、野党側は、柳瀬氏らの証人喚問を求め、攻勢を強めている。

立憲民主党・福山幹事長は「安倍政権にとって都合の悪いことは、虚偽答弁をし、文書を改ざんし、資料を隠ぺいするということが常態化している」と述べた。

財務省の文書改ざんや、「存在しない」としていた自衛隊の日報が見つかったことなど、次々に表面化する問題を前に、安倍首相は苦しい対応を強いられている。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング