夜迎え崩落現場は...5人不明 捜索続く

04/11 19:58
今なお、安否不明者の捜索活動が続く、大分・中津市で起きた土砂災害の現場。

土砂に巻き困れた集落に住む飛瀬幹子さんは、「ドーン、ドーンと音がした。起きてみたら、炊事場にドーンと土砂が入っていた。それにたまげて外に出た、そのまま。(午前)3時40分ぐらいで、外が全然見えんの」と話した。

土砂は、住宅4棟を巻き込み、岩下義則さん(45)が死亡、橋本 アヤ子さん(86)、江渕 めぐみさん(52)、江渕 優さん(21)、岩下 アヤノさん(90)、岩下愛子さん(76)の5人と連絡が取れなくなっている。

そのうちの1人、21歳の江渕 優さん。
その親しい友人が11日午後、FNNの取材に思いを語った。

安否不明の江渕 優さんの友人は「ラジオで聞きました。最初は聞き間違いかと思ってて、名前が出てたので、間違いないと思った」、「結婚するみたいな話を友達から聞いていて、無事が確認されたって報道が流れるのが、一番の思いです」と話した。

なぜ、大規模な崩落が起きてしまったのか。

土砂崩れの断面をよく見てみると、水が流れているのがわかる。

山肌を流れる水。
数日前から、山から水が流れていたとの証言がある。

土砂に巻き困れた集落に住む飛瀬幹子さんは、「水が上の方から流れていたらしい」と話し、近所の住民は、「水が出ていた」と話した。

この水の正体は...。
日本地滑り学会元会長・古谷尊彦さんは、「これは浸透して流れてます」と語った。

専門家は、地下水が土砂崩れを招いたおそれがあると指摘する。

日本地すべり学会元会長・古谷さんは、「融雪して解けた水が、地下水に浸透していく、たくさんの水がたまってくると、揚力が働く。もう1つは、地下水があるところを通過する時に、空洞化が普段から起こっていて、崩れることで、全体を引きずる」などと語った。

さらに、付近の住民からは、「2〜3日前から小石が落ちて、地鳴りが鳴っていたと聞いた」との証言も。

日本地すべり学会元会長・古谷尊彦さんは、「木の根がひきちぎれるのが、(地鳴りの)主な原因」と語った。

今後、警察と自衛隊は、夜を徹して捜索する見通し。 (テレビ大分)

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング