雨なしでなぜ土砂災害? 住民が“前兆”証言も

04/11 12:00
11日朝早く、大分・中津市で住宅の裏山が崩落し、3世帯6人と連絡が取れなくなっている。雨や地震がない中、今回の崩落はなぜ起きたのか。

上空から見た、崩落発生前と後の映像。
山の一部がえぐれるように崩落し、ふもとにある住宅に、完全に土砂が覆いかぶさっている。

今回崩落が発生した現場は、大分県によると、2008年5月に山地災害危険地区に指定されていて、すでに落石防止柵などの設置がされている地区だった。

今回の発生原因について、防災システム研究所の山村武彦所長は、「映像を見ると、杉林ですね。スギとかヒノキの場合は、それほど深く根を張るわけではないんですね。手入れがされていないと、密集した杉林などで、地盤そのものが軟らかくなってしまっているという場合があるんですね」と語った。

また、まとまった雨が降っていなかったにもかかわらず、崩落が起きた理由について、山村所長は、「雨が降っていない場合でも、地下水位が上がっていたりすると、崖崩れとか、地滑りが起こったりする可能性がありますね」と語った。

ところで、崩落現場付近の住民から、「風が夕べ強かった。近所の人に聞くと、2〜3日前から小石が落ちていて、ちょっと地鳴りも鳴ってたという話を今聞いたけど」との証言があった。

土砂災害の前兆は、沢や井戸の水が濁ったり、崖から水が湧き出るなどの現象が知られており、雨が降っていない場合でも、十分な注意が必要となる。 (テレビ大分)

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