撮影日 : 2011年3月12日
場所 : 福島県 沿岸部
津波の被害を受けた福島県沿岸部(震災翌日 : 午前10時すぎ)。ヘリからの空撮映像。
南相馬市から相馬市にわたる広域を撮影。
海岸より、1〜2km離れた地点でも、はっきりと津波の傷痕が残っている。
集落の家々は、がれきや土砂に囲まれ、あるいは半分埋もれたり、壊されたりしている。
道路も、ところどころ土砂が堆積していたり、水に覆われたりしている。
海岸近くに目を向けると、さらに甚大な被害の様子がわかる。
丸ごと消えた集落。家・建物が全て流され、おびただしい数の土台だけが残っている。(南相馬市・原町区周辺)
田園地帯にまで運ばれた定置網や、大きく破壊された南相馬市野球場などを捉えながら、さらに北上するヘリ。
しかし、共通している光景は、どこまでが海で、どこまでが陸だったのか判別できないほど水に浸食された海岸線、そして、建物の上部が完全に流された無数の跡(土台)また跡。(南相馬市・鹿島区周辺から相馬市・松川浦南部周辺にかけて)
[ヘリからの機上レポートは、フジテレビ 島田彩夏 アナウンサー]